続-ガイガカウンタ・簡易モニタリングポスト製作日記(1)

  • ガイガーミューラ菅  SI-22G
  • SI-22Gと単三電池 でかい!♪大きい事はいいことだ♪

    SI-22Gと単三電池 でかい!♪大きい事はいいことだ♪

    ある日の事、ebayを何の気なしに眺めていたところ、(NEW) Soviet Russian Military HARD BETA and GAMMA GM DETECTOR SI-22G TYPEなる文字が目に入ってきました。値段を見るとUS$12.99でして、送料US$15を合わせてもUS$28ほどです。日本円にして約2200円。掘り出し物の価格ですね。思わずポチッとしてしまいました。

    SI-22Gガイガーミューラー管は、先日使ったSBM-20の倍ぐらいの大きさです。長さが22CM 直径が約2CMもあります。書かれているスペックを見ると、ガンマ線感度がコバルト60でSBM-20の約7倍あります。さらに推奨動作電圧が390Vとなっていまして、SBM-20とほぼ同じです。差し替えたとしても動作するでしょう。きっといい仕事をしてくれるはずです。

    ウクライナからの発送です。荷物の追跡番号がメールで送られてきたので、時々チェックしたりして楽しんでいました。e-bayでは何回か買い物をしたことがあります。国外からの購入なので仕方がないのですが、荷が届くのに時間がかかるのが難点ですね。でも、豊富な品ぞろえ、さらに円高メリットを考えると品物を調達する手段としては、素晴らしいものがあります。太陽電池セルや正弦波DC-ACコンバータなどを過去に購入いたしました。

    注文した品物は意外に早く、発注から約1週間で到着しました。箱をあけると緩衝材に包まれてSI-22Gがドッシリと鎮座しています。でも、NEW condition(新品)として売り出されていた訳なのですが、どことなく表面がくすんでいます。経年劣化でしょうか?気の弱い私なら、これを新品と言って売り出す事はできないでしょう。きっとウクライナではこれが普通なのかもしれません。

    まーぁ、動けばOKということで、早速動作テストです。先日作成してモニタリングポストとして活躍している「ガイガーカウンター Geigerduino standard」のSBM-20に並列に結線して、同時に動作させてみましょう。youtubeで同様な事を実験されている方が過去にいました。流れる電流が少ないのできっと大丈夫でしょう。

    ワニ口クリップのついた銅線で、アノード(+側)とカソード(-側)を間違えないように繋ぎました。すると今までの数倍の数値をガンガン計測しています。すごいです。やりました、ちゃんと動作するようです。

    さて、今後の方針を検討せねばなりません。新しいSI-22Gは大きいので、SBM-20と差し替えるためにはケースを新調しなくてはなりません。結局、いま動いている物はそのままにしてもう1台製作することにしました。